ロスト・チルドレン

ロスト・チルドレン 

La Cite des Enfants Perdus

子供たちが消えた夜・・・・・・・・。ふたりは出逢った。
夢の中まで あなたを守ってあげたい。

1996年4月6日-1996年7月5日

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作品概要

鬼才ジュネ&キャロ、待望の新作。
カンヌを熱狂させた“おとぎ話”とは・・・。


10歳から80歳の「子供たち」に観てほしいエンターテイメントです。
夢見る力、イマジネーションが無ければ、老人になってしまう。
若者なのに、すでに頭の中は年老いてしまっている人が多い。
そういう今の社会のメタファーでもあります。
映像に魔術師ジェルジュ・メリエスに捧げました。  ~ジュネ&キャロ~

果てしない闇夜に沈むネオ・ヴィクトリア調の港町。
夜な夜な子供たちを拉致し、夢を盗む“夢泥棒”のマッド・サイエンティストから、幼い弟を取り戻そうとする心優しき怪力男ワン、
そして彼に淡い恋心を寄せるタフな9歳の美少女エミット。
彼女は、クローンやシャム双生児、一つ目教団らと対決し、ついに暗黒の海に浮かぶ敵地へ乗り込む・・・。
ワンへの愛のため、いや、誰かが戦わなくてはならないのだ!
世界を変えたのは、9歳の少女だった。

9歳の少女が世界を変える。

大ヒットしたデビュー作『デリカテッセン』から5年、
映像の鬼才ジュネ&キャロ待望の新作は、製作費14億円、4000平方メートルの巨大スタジオにセットを組み、
一段とスケールアップした、“おとぎ話”。
近未来都市を舞台に、不器用な怪力男と、孤独なストリート・キッズとの、ラブストーリーを、美しくも不思議な世界に描く。
誰もがかつて持っていた優しい気持ちがよみがえる、かけがえのない宝物のような映画です。
すでにカンヌ映画祭では正式出品、オープニングを飾り、全世界で大ヒット、いよいよ日本上陸。
時空をこえたシュールなストーリー展開に、一瞬たりとも目が離せない!

衣裳JPゴルティエ、音楽バラメンティ(「ツイン・ピークス」)、
見逃せない! 鬼才とのコラボレーション


衣裳はフランス・モード界の鬼才ジャンポール・ゴルティエ。
マドンナ、ピーター・グリーナウェイ、ペドロ・アルモドバルなど、つねに最先端を行くアーティストとコラボレーション、
音楽は「ツイン・ピークス」『ブルー・ベルベット』『ワイルド・アット・ハート』など
デイビッド・リンチ監督作でおなじみのアンジェロ・バラメンティ・
心に響くどこか懐かしい旋律は、凝った美術やCG映像の裏に沈む、おとぎ話をさらりと引き出し、
見る者をノスタルジックなレトロ・フューチャーの世界へと誘う。
SFXは、『デリカテッセン』『他人のそら似』のデュボワ社。作品全体の2200カットのうち140カットに使用。
撮影は、『デリカテッセン』『セブン』のダリウス・コンディ。

小さな大女優ジュディット・ビッテ誕生!

出演は、エリザベス・テーラーの再来!と騒がれている美少女ジュディット・ビッテ10歳。
子供ではあるが、大人の女を思わせる妖しい魅力を放つ。
そのほか、『デリカテッセン』のドミニク・ピノン、ジャン=クロード・ドレフュス、『ノートルダムのせむし男』のダニエル・エミルフォルク。
そして『トリコロール 赤の愛』の名優ジャン=ルイ・トランティニアンが<脳の声>役で特別出演している。

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スタッフ・キャスト

監督:ジャン=ピエール・ジュネ
美術監督:マルク・キャロ
撮影:ダリウス・コンディ
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
衣装:ジャンポール・ゴルチェ/プロデューサー:クロディー・オサール

キャスト:ジュディット・ビッテ/ロン・パールマン/ドミニク・ピノン/ダニエル・エミルフォルク/ジャン=クロード・ドレフュス/ジャン=ルイ・トランティニャン

1995年/フランス/カラー/113分
原語:フランス語
字幕:寺尾次郎

協賛:バンタン電脳情報学院
配給:ヘラルド・エース

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