ミフネ

ミフネ 

MIFUNES SIDSTE SANG

トシロー・ミフネは強くて絶対あきらめない七人目のサムライだった

2000年2月19日-2000年3月17日

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作品概要

ドグマ#3


●兄弟は子供の頃にミフネごっこをして遊んだ。
弟はトシロー・ミフネのサムライを真似をして兄を喜ばせた。

貧しい田舎者という過去を捨てたクレステンは、都会人を装い、勤め先の会社の社長令嬢と結婚することで成功を手に入れようとする。しかし父親が亡くなったことから、荒れ果てた農場に戻り、知的障害を抱える兄ルードの面倒をみることを余儀なくされる。ハウスキーパーの求人広告を見てやってきた美しい娼婦、放校処分になった彼女の弟など、クレステンと同様に秘密を抱えた彼らは、ルードとの関係を通して心を開き、解き放たれた精神の自由と幸福の喜びに目覚めていく。

●『ミフネ』の中の“ミフネ”

ソーレン・クラウ・ヤコブセン監督が、『MIFUNE SIDSTE SANG』(デンマーク語で「ミフネ最後の歌」の意)というタイトルを思いついたのは、日本の大スター、三船敏郎が97年に他界した時だった。黒澤明監督の『七人の侍』の中で三船が演じた役は、百姓の出を隠して侍になりすました、いわばニセモノの侍だった。それは、都会人の前では田舎者であるという過去を隠して、仕事の成功と富を追求するクレステンの姿に重ね合わされている。監督は、タイトルに非常に満足しており、「「ミフネ」という言葉は、とてもいい感触を残す、まるで飴玉を口にふくんでいるような感じがする」と語っている。

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スタッフ・キャスト

監督:ソーレン・クラウ・ヤコブセン

出演:アナス・ベアテルセン/イーベン・ヤイレ/イエスパー・アスホルト/ソフィエ・グロベル


1999年/デンマーク/98分/カラー/スタンダード/ドルビー
字幕:細川直子

提供:KUZUIエンタープライズ/ブエナビスタホームエンターテイメント
宣伝:ポップ・プロモーション
配給:KUZUIエンタープライズ

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