8人の女たち
8 Femmes
クリスマス・イブ、雪に閉ざされた大邸宅。
一家の主を殺したのは誰・・・？
2002年11月23日-2003年3月7日
映画というより、もはや事件！
8人のフランス大女優が歌って踊る＜奇跡の舞台＞、ついに開幕！
インスピレーションは50年代のディオール
若き鬼才オゾンが仕掛けたロマンティックな罠
1950年代のフランス。クリスマス・イヴの朝、雪に閉ざされた大邸宅で一家の主が殺された。集まっていた家族は一転、全員が容疑者に。お互いが疑心暗鬼に陥るなか、妖しくも美しき8人の女たちの秘密がつぎつぎと明かされる。犯人は誰・・・？
2002年、フランス映画界は『8人の女たち』で華々しく幕を開けた。いきなり『アメリ』を抜くオープニング記録を樹立して人々を熱狂させたのは、カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベアール、イザベル・ユペールほか8人のフランス大女優が一堂に会す夢の競演作。誰もが主演級という豪華アンサンブル・キャストが、まるで色とりどりの大輪の花が一度に咲いたような存在感で、観客たちの心を一瞬のうちに奪ってしまう。ベルリン国際映画祭では、彼女たちの芸術的成果に対して8人の女優全員に銀熊賞＜最優秀芸術貢献賞＞が贈られるという前代未聞の逸話まで残された。
これほどの女優たちに出演を快諾させたのは、今、フランスで一番人気と実力を誇るフランソワ・オゾン。雪で閉ざされた大邸宅で起きた殺人事件・・・というクリスティ風推理劇を、歌と踊りでアレンジ。さらに50年代ディオールの“ニュールック”をモデルにした華麗な衣裳、ドールハウスを連想させるカラフルなセットが、観るもの全てを心とろける夢の世界へと誘ってくれる。そして限りなくロマンティックな物語の最後には、あっと驚く秘密の罠が仕掛けられている。
監督＋脚本：フランソワ・オゾン
共同脚本：マリナ・デ・ヴァン
撮影監督：ジャンヌ・ラポワリー
キャスト：カトリーヌ・ドヌーヴ／エマニュエル・ベアール／イザベル・ユペール／ファニー・アルダン／ヴィルジニー・ルドワイヤン／リュディヴィーヌ・サニエ／ダニエル・ダリュー／フィルミーヌ・リシャール
2002年／フランス／111分／カラー／SRD・DTS／ビスタサイズ
原語：フランス語
字幕：古田由紀子
サントラCD：ワーナーミュージック・ジャパン
協力：アーティストハウス
後援：フランス大使館
特別協賛：LANCEL
宣伝：ギャガ・コミュニケーションズ Gシネマグループ
配給：ギャガ・コミュニケーションズ Gシネマグループ