ブラウン・バニー

ブラウン・バニー 

the brown bunny

愛にさすらう。

2003年11月22日-2004年2月20日

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作品概要

傷心のバイクレーサー、バドの旅が終わるとき、
デイジーは悲しみの彼方からやって来る。


●茶色いウサギは愛と悲しみの化身
250CCのフォーミラ・クラスのバイクレーサー、バド・クレイ。かつてプロのバイクレーサーとしてアメリカ各地を転戦し、チャンピオン・シップにも輝いたギャロ自らのキャリアを活かし、スタント無しで挑戦するクールなニュー・キャラクターだ。東海岸でレースを終え、次のレース地カリフォルニアに向けて出発するバドの心はかつての恋人デイジーへの思いで悲しみに満ちていた。旅の途中で立ち寄った彼女の母親の家で今も飼われている、ふたりが幸せだった頃の記憶と全く同じ子ウサギの存在はバドの心を動揺させ、いっそう切なくさせた。やがてアメリカ横断の旅の終りに近づいたとき、バドは永遠の恋人デイジーと再開するが・・・。
●現代のミューズ、クロエ・セヴィニーとの愛の共演は、火傷するほど熱く、そして悲しい
バド・クレイが永遠の恋人デイジーと長い時を経て再会し、二人を隔てた距離を乗り越えようと愛の行為へと向かう熱く悲しいラストシーンは、2003年カンヌ映画祭で世界中の観客に衝撃を与え、「全身全霊を捧げなければ生まれ得ない、映画史上に残る名ラブ・シーン」と絶賛された。それは演技と割り切るには激しすぎるシーンであり、撮影期間中クロエに擬似的に恋をしたギャロは、彼女が立ち去った後、主人公と同じ寂しさを胸に抱き、アメリカ横断のロケに出かけたという。ギャロが身を削るようにして描き出した真実の感情が観るものの心を激しく揺さぶる。

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スタッフ・キャスト

監督+脚本+編集+製作:ヴィンセント・ギャロ


キャスト:ヴィンセント・ギャロ/クロエ・セヴィニー

2003年/アメリカ/カラー/ヨーロピアン・ビスタ/SRD/1時間33分
R-15
字幕:太田直子
原語:米語


オリジナル・サウンドトラック:TULIP RECORDS
小説「ブラウン・バニー」:河出書房
写真集:ロッキングオン

提供:キネティック+レントラックジャパン+トライエム+パイオニアLDC+電通+葵プロモーション
宣伝:キネティック
配給:キネティック

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