ドッグヴィル

ドッグヴィル 

DOGVILLE

審判の日が来る。

2004年2月21日-2004年4月16日

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作品概要

美しき逃亡者があらわれ、一つの村が消えた

2003年カンヌ映画祭を震撼させた、無冠にして最大の話題作

●ラース・フォン・トリアー×ニコール・キッドマンの奇跡的コラボが実現させた「極限にして無限」の世界。
●廃墟の工場の床に家や道を表す線が引かれただけの究極にミニマルなセットで全編を撮影することにより、インフィニティーな世界観を見事に創出。息をもつかせぬ緊張感溢れる177分!

ロッキー山脈の平和な村ドッグヴィル。ある夜、謎の女グレースがギャングに追われ村に逃げ込んでくる。議会の許可を得て、村に滞在することになったグレースは、献身的に村人の仕事の手伝い彼らの信頼を得ていく。しかし、ある出来事をきっかけに、村人たちの善意は徐々にエゴと欲望に変貌していき、物語は一気に破滅的結末へと突き進み「審判の日」を迎える・・・。

話題性豊かで贅沢なキャスティング、アブストラクトなセットのみで撮影されているという奇妙で信じがたい噂。世界中のジャーナリストの期待はいやがうえにも最高潮に達していた。2003年カンヌ映画祭で群を抜いての注目作となった「ドッグヴィル」公式上映は超満員、異常な熱気のなか上映が始まると、スクリ-ンに映るかつて誰も観たことのない光景に人々は息をのみ、期待は驚愕へと変わった。黒い床に白線が描かれただけで壁も扉も屋根もない、あまりに刺激的でミニマルなセット。この“何もない空間”ですべてが展開する。しかも、章ごとの字幕が出来事を暗示し、ナレーターによる語りが観客をアジテートする。この斬新すぎるスタイルに加え、予想不能の衝撃的なストーリーライン、さらには皮肉たっぷりに描かれたアメリカ像に賛否が激突、批評家たちの論争はヒートアップした。

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スタッフ・キャスト

監督+脚本:ラース・フォン・トリアー
製作:ヴィーベケ・ウィンデロフ
撮影:アンソニー・ドッド・マントル
編集:モリー・マレーネ・ステンスガード
美術:ピーター・グラント
衣装:マノン・ラスムセン


ニコール・キッドマン/ポール・ベタニー/クロエ・セヴィニー/ローレン・バコール /ベン・ギャザラ/ジェームズ・カーン/ステラン・スカールスゲード/ジェレミー・デイヴィス/ジャン=マルク・バール/フィリップ・ベイカー・ホール/ジョン・ハート

2003年/デンマーク/177分/シネマスコープ/SRD
R-15
字幕:松浦美奈
原語:英語

シナリオブック:アーティストハウス

提供:ギャガ・コミュニケーションズ+フジテレビジョン
協力:アーティストフィルム
宣伝:ギャガGシネマ海
配給:ギャガコミュニケーションズ Gシネマグループ

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