ライトニング・イン・ア・ボトル

ライトニング・イン・ア・ボトル 
~ラジオシティ・ミュージックホール 奇跡の夜~

Lightning in a bottle

輝くステージ、輝く歌声、輝ける人生

2005年3月19日-2005年4月29日

★2004年ベルリン国際映画祭特別招待作品

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作品概要

彼らの信じるものはたったひとつ。それは音楽の力。


★2003年2月ニュ-ヨ-ク、もう二度と実現することのない奇蹟の一夜

2003年2月7日夜、ブルース生誕100年を記念して、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催された一夜限りのコンサート“サルート・トゥ・ザ・ブルース”。総勢50名を超える豪華ミュージシャンたちが集結し、ブルースへの最大限のリスペクトを込めたこのコンサートでは、席を埋め尽くした6000人の観客の前で5時間にも渡る熱いステージが繰り広げられた。本作品はこの奇蹟の一夜を、まさに一瞬の輝きをビンの中に永遠に閉じ込めるが如く、鮮やか映像と大胆なカメラワークを駆使し、ステージに立つミュージシャンたちの歌声はもちろんのこと、緊張した表情、ギターを弾く指先、潤んだ目、熱い汗までも些細に捉えている。さらにはステージ裏のインタビュー、今は亡き伝説的ミュージシャンの貴重なアーカイブ映像、歴史的挿話を盛り込むことにより、音楽のルーツを辿る興味を喚起しつつ、この歴史的ライブ・コンサートの熱狂と興奮を十二分にスクリーンに焼き付けた長篇音楽ドキュメンタリーである。

★総勢50名の輝くステージ、輝く歌声、そして輝ける人生。
その一瞬の煌きが、今ここに永遠のものとなった。

ブルースは、100年の歴史を持つストリート・ミュージック。黒人の歴史とともに歩み、彼らの毎日の生活の中から沸き上がる感情をまっすぐに表現し続けてきたこの音楽の根底に流れ続ける“強い意思”が、映画冒頭のナレーションによって語られる。「同胞を奪い去られ、太鼓もとりあげられた。しかし、たったひとつ、我々の“声”だけは奪えなかった─」と。その“声”は、人々の喜びや悲しみ、そして愛や夢を連綿として歌い継ぎ、形を変えながらジャズ、ソウル、ロック、ヒップホップなど幾多の音楽ジャンルへと昇華されていった。アンジェリーク・キジョーの暖かく澄み切った声、エアロスミスのロックティストなグルーヴ感、ソロモン・バーグのソウルフルなシャウト、B.B.キングの観客をすべて包みこむブルージーな演奏など次々とスクリーンに映し出されるミュージシャンたちのブルースへのめくるめく想いを込めたパフォーマンスに、誰もが心を震わせ、足は自然とリズムを刻み出すことになるだろう。

★『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』を超える音楽ドキュメンタリ-の
最高傑作が誕生!

本作品の製作総指揮は、伝説の音楽ドキュメンタリー『ラスト・ワルツ』や『タクシー・ドライバー』を監督し、「THE BLUES Movie Project」も製作総指揮したマーティン・スコセッシ。監督はプリンスなどの大物ミュージシャンのミュージックPVなどを手掛けていた、『トレーニング・デイ』、『キング・アーサー』のアントワン・フークア。さらに音楽監督には、キース・リチャーズやブルース・エクスプロージョンのプロデューサーで世界的に有名なドラマーのスティーブ・ジョーダン。本作は、あの『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』を世に知らしめたベルリン映画祭において2004年特別招待作品として上映され、喝采をあびた。

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スタッフ・キャスト

製作総指揮:マーティン・スコセッシ
監督:アントワン・フークア
音楽監督:スティーブ・ジョーダン

出演:B.B.キング/エアロスミス(スティーブン・タイラー&ジョー・ペリー)
/メイシー・グレイ/バディ・ガイ/ナタリー・コール/ジョン・フォガティ
/ソロモン・バーク/チャックD ほか

2004年/アメリカ/109分/ビスタ
字幕:石田泰子

オリジナル・サウンドトラック「ライトニング・イン・ア・ボトル」:ソニー・ミュージック ダイレクト

宣伝:日活+樂舎
配給:日活

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