ラストデイズ

ラストデイズ 

Last Days

カート・コバーンに捧ぐ―
伝説のロックアーティストの最期の2日間

2006年3月18日-2006年5月19日シネマライズ
2006年4月29日-2006年5月19日ライズエックス

★2005年カンヌ国際映画祭正式出品作品

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作品概要

ガス・ヴァン・サント監督作品

1994年4月5日。グランジを代表する伝説のロックバンド“ニルヴァーナ”のカート・コバーンは人気絶頂の中、自ら命を絶った。名声と引き換えに生まれた孤独感とプレッシャーに耐えられず、薬に溺れるようになってしまった彼は、リハビリ施設に入ったが、そこから脱走してしまい、妻やスタッフが必死に探していた中での自死だった。カートの死の直前、偶然にも親友リヴァー・フェニックスの死を経験していたガス・ヴァン・サントは、この若い2人の突然の死に大きな衝撃を受けた。親友の死の状況と酷似しているカートの“誰も知らない最後の日々”に思いを馳せ、時代の頂点を極めた伝説のロックアーティストが自ら命を絶つに至るまでの最期の2日間を詩的で美しい映像をもって追想した。彼は最期の日々をどう過ごしていたのだろうか―。
物語は、主人公のブレイクがボロボロの格好で森を彷徨っているところから始まる。彼が辿り着く森の中の古びた屋敷で過ごす最期の時間を、美しい光、彼を通り過ぎていく人々、交錯する時間軸、そしてあくまでも彼を見つめ続けるカメラによって、残酷に映し出す。ブレイクが、魂の叫びにも似た最期の歌を歌う時、アーティストの孤独、絶望、不安、痛みが胸を打ち、カート・コバーンに捧げた本作の真骨頂をしめす。

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スタッフ・キャスト

監督+脚本:ガス・ヴァン・サント
撮影:ハリス・サヴィデス
音楽コンサルタント:サーストン・ムーア(ソニック・ユース)

出演:マイケル・ピット/アーシア・アルジェント/キム・ゴードン(ソニック・ユース)/ルーカス・ハース
/ハーモニー・コリン

2005年/アメリカ映画/1時間37分/カラー/スタンダード/SRD
字幕:石田泰子

提供:エイベックス・エンタテインメント
協力:ユニバーサル ミュージック、GDC
宣伝:エレファント・ピクチャー
配給:エレファント・ピクチャー

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