ペルセポリス

ペルセポリス 

PERSEPOLIS

ロックとユーモアと ちょっぴりの反抗心を胸に

2007年12月22日-2008年2月1日
2008年2月2日-2008年3月7日モーニングショー

◆2007年度アカデミー賞_ 長編アニメーション映画賞ノミネート
◆2007年カンヌ国際映画祭 コンペティション部門出品審査員賞受賞
◆2007年度アカデミー賞 外国語映画賞フランス代表
◆2007年度ゴールデングローブ賞 最優秀外国語映画賞ノミネート
◆2007年度アニー賞 最優秀作品、最優秀監督、最優秀脚本、最優秀音楽賞
ノミネート
◆2007年度セザール賞 最優秀作品、新人監督作品、脚色、編集、作曲、音響賞
ノミネート
◆2007年度インディペンデント・スピリット・アワード 最優秀外国語映画賞
ノミネート
◆2007年度ナショナル・ボード・オブ・レヴュー 表現の自由を反映した
特別映画賞受賞
◆2007年ロスアンジェルス映画批評家協会賞 最優秀アニメーション賞受賞
◆2007年ニューヨーク映画批評家協会賞 最優秀アニメーション賞受賞
◆2007年シカゴ映画批評家協会賞 アニメーション映画賞ノミネート
◆2007年度セントルイス映画批評家協会賞 外国語映画、
アニメーション/ファミリー映画、オリジナル/革新的映画賞ノミネート
◆2007年度バンクーバー映画批評家協会賞 外国語映画賞ノミネート
◆2007年度アメリカ音響効果監督組合賞 音響効果賞(アニメーション部門)
ノミネート
◆2007年ブロードキャスト映画批評家協会賞 アニメーション映画賞ノミネート
◆2007年女性映画批評家協会賞 外国映画賞受賞
◆2007年度オンライン映画批評家協会賞 アニメーション映画賞ノミネート
◆2007年度オンライン映画&テレヴィジョン協会賞 外国語映画、アニメーション賞
ノミネート
◆2007年NYオンライン映画批評家協会賞 最優秀外国語映画賞、
最優秀アニメーション賞受賞
◆2008年NAACPイメージ賞 インディペンデント映画/外国映画賞ノミネート
◆2007年度サテライト賞 アニメーション/ミックスメディア映画賞ノミネート
◆2007年ヨーロピアン・フィルム・アワード 最優秀作品賞ノミネート
◆2007年ルイ・デリュック賞 最優秀初監督作品賞ノミネート
◆2008年ロッテルダム国際映画祭 観客賞、ヤング審査員賞受賞
◆2007年トロント国際映画祭 スペシャル・プレゼンテーション出品
◆2007年ニューヨーク映画祭 クロージング作品
◆2007年ロンドン映画祭 Sutherland Trophy受賞
◆2007年バンクーバー国際映画祭 観客賞受賞
◆2007年中東国際映画祭(アラブ首長国連邦)観客賞受賞
◆2007年シネマニラ国際映画祭(フィリピン)審査員特別賞
◆2007年ジャカルタ国際映画祭(インドネシア)オープニング作品

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作品概要

1970~90年代の激動するイランを舞台に
監督自身の半生を綴った‘少女マルジ’の成長物語

歴史的背景や個人のドラマをはるかに超えて、どんな人の心にも届く感動作!
―ル・モンド

● ‘少女マルジ’の普遍的、等身大の成長物語が共感を呼び、世界が絶賛!
イラン出身パリ在住のマルジャン・サトラピ監督自身による自伝的同名グラフィック・ノベルの映画化である本作は、1970~90年代の混迷するイランを舞台に、主人公マルジの半生と3代に渡る母娘の愛情を涙と笑いを散りばめながら描いた感動作!おしゃれやロックに興味を持ち、運命の人に出会い失恋し…落ち込んでは立ち上がる主人公マルジの姿は世界中のティーンエイジャーの今と何も変わらない。シンプルな線が生み出したビビッドでリアリティ溢れるアニメーションの世界に、自分らしい生き方を模索するひとりの少女があざやかに息づき、その普遍的な物語が国や歴史や宗教を飛び越えて感動をもたらす。
07年カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出された本作はアニメーションとしては30余年ぶりに審査員賞を受賞、本国フランスで大ヒットを記録し、現在も世界各国に賞賛の波が広がっている!

●豪華な女優たちがボイス・キャストとして集結。
実生活でも母娘であるカトリーヌ・ドヌーヴとキアラ・マストロヤンニが親子役に、また祖母役に『8人の女たち』でもドヌーヴの母親を演じたダニエル・ダリューが配されている。フランス映画界を代表する、まさに‘3代に渡る’名女優たちの声がキャラクターに息吹を吹き込んだ!

●いつでも、どこでも、自分らしく。
1978年、イラン。9歳の少女マルジャン(愛称マルジ)はパパとママ、大好きなおばあちゃんに囲まれて、しあわせに暮らしていた。しかし革命が起きた後、学校は男女別々、女子はヴェール着用などの法律が制定され、翌年には戦争が勃発、人々は‘風紀取締り警察’や空襲におびえて暮らすようになっていた。それでも恐れを知らぬマルジは‘PUNK IS NOT DED(パンクは死なず)’のジャケットを着て街に繰り出したり、校長先生に意見したり。大胆なマルジを心配した両親は、この混乱を避けて娘をウィーンに留学させることにする。
ティーンエイジャーのマルジはウィーンで仲間たちと楽しい日々を送っていた。いつの間にか大人へと大変身し、恋もする。でも次第に、西欧文化とイスラム文化とのはざまで悩むようになり、自由を手放してでも帰国することを決意する。
再び家族の元に戻ったマルジは、さまざまな社会の矛盾や制約の中でたくましく成長していく―自分らしさとおばあちゃんの言葉「いつも公明正大に」を忘れずに・・。

憧れのひとはブルース・リー
フライドポテトにはケチャップたっぷり
一念発起のテーマソングは、『ロッキー3』!
アバよりもマイケル・ジャクソン
アイアン・メイデンを聴く時は、ぜったいに大音量
こっそりヴェールを取って、バッチリメーク

*『ペルセポリス』とは?
本作のタイトルである「ペルセポリス/PERSEPOLIS」とはギリシャ語で‘ペルシャの都市’という意味。現在、その遺跡はユネスコの世界遺産に登録されている。

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スタッフ・キャスト

原作+監督+脚本:マルジャン・サトラピ
共同監督・共同脚本:ヴァンサン・パロノー


声の出演:キアラ・マストロヤンニ/カトリーヌ・ドヌーヴ/ダニエル・ダリュー他

2007年/フランス映画/フランス語/1時間35分/B&W(一部カラー)/1.85
/DOLBY SRD
字幕:丸山垂穂 字幕監修:園田恵子
原作:「ペルセポリス1・2」バジリコ刊
サントラ盤:EMI ミュージック・ジャパン

提供:ロングライド/アスミック・エース エンタテインメント
配給:ロングライド

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