ミスター・ロンリー

ミスター・ロンリー 

MISTER LONELY

かりものの人生の、ほんものの幸せ

2008年2月2日-2008年3月14日

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作品概要

マイケル・ジャクソンでしか生きられない僕が出逢ったのは、
マリリン・モンローでしか存在できない君


マイケル・ジャクソンが、マリリン・モンローに恋をした!?
他人を演じることでしか生きられない男のすこし不思議でかなり不器用、
愛おしいほど純粋なラブストーリー

パリの街角で今日もマイケル・ジャクソンのモノマネ・パフォ-マンスを披露する男がいる。名前は、マイケル。職業もマイケル。食事の時も眠る時も“24時間365日マイケル”なのだ。
そんなマイケルがある日、マリリン・モンローとして生きている美しい女性と出会う。スコットランドの古城でモノマネ芸人たちと共同生活をしている彼女は、彼らと“地上最大のショー”を計画していた。
ひと目でマリリンに心を奪われたマイケルは、彼女に誘われるままにチャップリンやマドンナ、ジェームス・ディーン、そしてエリザベス女王が待つユートピアへと旅立つ。それが、初めての恋に突き動かされて、ほんとうの自分を探す旅になるなんて、思いもせずに・・・。
自分に自信が持てないために他人の‘モノマネ’をして生きてきたマイケルが、恋をしたことでぶつかる壁。「ボクって誰?」「他人[マイケル]を演じている自分[マイケル]がほんとうの自分[マイケル]?」そもそも「ほんとうの自分って何?」そんなマイケルのロンリーな姿は時に私たち自身と重なり、問いかけは自らへの問いとなって胸に突き刺さる。
このマイケルとマリリンの恋という奇想天外な物語のエンドクレジットが流れる頃、私たちは肩に温かく置かれる生きることへの励ましの手を感じるだろう。

新しい映画に触れる興奮と喜びを与えてくれる
ハーモニー・コリン8年ぶりの復帰第一作

19歳の若さで書いた『KIDS/キッズ』の脚本で、世界中にセンセーションを巻き起こし、初監督作品『ガンモ』、続く『ジュリアン』でも絶賛されながら、映画界から忽然と姿を消してしまった若き鬼才ハーモニー・コリン。しかし8年後の2007年、カンヌ映画祭で本作上映後の熱狂的な拍手に包まれて復活した。待望の最新作では何もかもが新しい。モノマネ・パフォーマーが主人公という意表を突いた設定、彼らのコミュニティというファンタジックなストーリーと予想外の結末、そして“パラシュートなしでスカイダイビングする尼僧たち”という隠しストーリー。ハーモニー・コリンの新作はまたもや驚きに満ちた新しい映画に触れる興奮と喜びを思い出させてくれる。

輝ける実力派俳優たちと、時代を率いるクリエーターの参加、
そしてスクリーンをきらめかせる音楽[ハーモニー]!!

主人公マイケルを演じるのは、『天国の口、終りの楽園。』のディエゴ・ルナ。マリリンに『ギター弾きの恋』のサマンサ・モートン。本編の一部を映像監修しているのは、ビョークを始め数々のアーティストのPVを手掛けるクリス・カニンガム。また音楽はサン・シティ・ガールズ、ジェイソン・スペースマン、エイフェックス・ツイン、スパンク・ロックなどが選曲され、魅惑のグルーヴが味わえる。主題歌はボビー・ヴィントンの「ミスター・ロンリー」。哀愁に満ちたメロディと歌詞が、いつまでも心に残る名曲だ。

★ぶっ飛んでいるが、心温まる作品!!!!! THE OBSERVER誌

★自分でもこんなことを言うとは思いもよらなかったが
ハーモニーが映画界に復帰してくれて本当によかった! THE SCOTSMAN誌

★ディエゴ・ルナの渾身の演技は、まるでマイケル・ジャクソンが乗移ったようだ! INDIEWIRE誌

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スタッフ・キャスト

監督:ハーモニー・コリン

キャスト:ディエゴ・ルナ/サマンサ・モートン/ドニ・ラヴァン/レオス・カラックス/ヴェルナー・ヘルツォーク

2007年/イギリス=フランス/カラー/シネスコ/ドルビー デジタル/111分
字幕:寺尾次郎

宣伝:ギャガ宣伝【イチ】+ミラクルヴォイス
配給:ギャガ・コミュニケーションズ

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