潜水服は蝶の夢を見る

潜水服は蝶の夢を見る 

Le Scaphandre et le Papillon

ぼくは生きている。
話せず、身体は動かないが、確実に生きている

2008年2月9日-2008年3月28日

★2008年第80回アカデミー賞 監督賞/脚色賞/撮影賞/編集賞 ノミネート
★2008年第65回ゴールデン・グローブ賞 監督賞/外国語映画賞受賞
★2007年第60回カンヌ国際映画祭 監督賞/高等技術賞受賞
★2007年第64回ヴェネチア国際映画祭 グッチ・グループ賞受賞
★2007年第28回ボストン映画批評家協会賞 監督賞/撮影賞/外国語映画賞受賞
★2007年第7回ニューヨーク・オンライン映画批評家協会賞 作品賞受賞
★2008年第13回リュミエール賞 作品賞/主演男優賞受賞
★2007年第8回アメリカ映画協会選出トップ10
★2007年「NEW YORK」誌選出年間ベスト作品第1位
★2007年第79回ナショナル・ボード・オブ・レビュー 外国語映画賞受賞
★2007年第13回ブロードキャスト映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
★2007年第6回サンフランシスコ映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
★2007年第6回ワシントンDC映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
★2007年第33回ロサンジェルス映画批評家協会賞 撮影賞受賞
★2007年第22回フォート・ローダーデール国際映画祭 グランプリ
★2007年第12回サテライト賞撮影賞、オトゥール賞受賞
★2007年第10回AFI映画祭 観客賞受賞
★2007年第55回サンセバスチャン国際映画祭 ヨーロッパ映画賞受賞
★2007年第18回ストックホルム国際映画祭最 優秀撮影賞受賞
★2007年第2回女性映画ジャーナリスト連合EDA賞 編集賞/外国映画賞
年間優秀女性賞受賞
★2007年第17回ダラス-フォートワース映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
作品トップ10
★2007年第16回サウスイースタン映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
作品トップ10
★2007年第8回フェニックス映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
★2007年第12回サンディエゴ映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
★2008年第40回カンザスシティ映画批評家協会賞 監督賞/外国語映画賞受賞
★2007年第42回全米映画批評家協会賞 作品賞/監督賞次点
★2007年第15回ハンプトンズ国際映画祭 スローン賞受賞
★2007年第16回セント・ルイス国際映画祭
★2007年セント・ルイス国際映画祭 批評家賞受賞
★2008年セント・ルイス映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
★2007年第11回ラスヴェガス映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
★2007年第11回フロリダ映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
★2007年第2回オクラホマ映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
★2008年第4回ヒューストン映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞
★2008年第11回オンライン映画批評家協会賞 外国語映画賞受賞

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作品概要

20万回の瞬きで自伝を綴った、驚異の実話!
圧倒的な映像美で描く、きらめく愛の感動作

「身体は“潜水服”を着たように重くても、
ぼくの想像力と記憶は、“蝶”のように自由に羽ばたく―。」

●驚異の実話を完全映画化!
ジャン=ドミニク・ボビーが綴る、人生へのラブレター。

順風満帆な人生が、ある日を境に変わってしまう。誰にでも起こりうる、病という名の不条理。そんな時、人はどうするだろう? ジャン=ドミニクは3人の子供の父親。ELLE誌編集長として華やかな人生を送っていたが、ある日突然倒れて身体が動かなくなる。唯一動くのは左目のみ。そしてその20万回以上の瞬きで、愛に溢れる自伝を書き上げる。原作「潜水服は蝶の夢を見る」は世界31カ国で出版され、フランスで14週連続1位を記録する大ベストセラーとなった。とんでもない逆境を、果てしない想像力と記憶、そして生きることへの愛情で飛び越えたジャン=ドミニク。その驚異の実話を、天才ジュリアン・シュナーベルが愛とユーモアいっぱいに、美しい夢のように描く感動作。人生はこんなにも素晴らしい!

●ぼくは生きている。話せず、身体は動かないが、確実に生きている。

ジャン=ドミニクは目覚める。そこは病室。自分が脳梗塞で倒れ、運び込まれたことを徐々に思い出す。医者や看護婦が話しかけてくる。だが、おかしい。意識ははっきりしているのに、自分の言葉が通じない。しかも、身体全体が動かない。唯一、動くのは左眼だけ。これなら死んでしまった方がましだ。そんなジャン=ドミニクに、言語療法士アンリエットが、瞬きでコミュニケーションをとる方法を教えてくれた。ジャン=ドミニクの希望は少しづつ未来へと向かっていく。そしてある日、瞬きで自伝を綴り始めた。そこには大切な思い出、友達や恋人、そして家族への溢れんばかりの想いが詰まっていた。

●カンヌ国際映画祭監督賞&高等技術賞受賞。
溢れる色彩と映像美で魅せる、天才シュナーベル監督と名人たち。

監督は70年代にNY美術界に彗星のごとく現れ、時代の寵児となった画家ジュリアン・シュナーベル。前作『夜になるまえに』でヴェネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞。続く本作では、“生”を画家ならではの圧倒的な映像美で魅せ、見事にカンヌ国際映画祭監督賞を受賞した。撮影監督は、夢のように美しい色彩と独創的なカメラワークで同映画祭で高等技術賞を受賞した名人ヤヌス・カミンスキー。サウンドトラックにはU2、トム・ウエイツなど、豪華メンツが揃う。主演には『ミュンヘン』のマチュー・アマルリック。ジョニー・デップも切望したこの難役を格好良く、そして感動的に演じ、本年度アカデミー賞主演男優賞の呼び声が高い。

◆ジャン=ドミニク・ボビーって誰?
実在したフランス版ELLE誌の名編集長。1996年、42歳の時に突然、脳梗塞で倒れる。意識は元のままなのに、身体的自由を全て奪われた状態、ロックト・インシンドローム(閉じ込め症候群)になる。唯一動くのが左目。瞬きの合図でアルファベットを綴る、という新しい会話方法を身につけ、自伝「潜水服は蝶の夢を見る」を書きあげた。

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スタッフ・キャスト

監督:ジュリアン・シュナーベル
原作:ジャン=ドミニク・ボビー「潜水服は蝶の夢を見る」(講談社刊・訳:河野万里子)
脚本:ロナルド・ハーウッド
撮影:ヤヌス・カミンスキー

出演:マチュー・アマルリック/エマニュエル・セニエ/マリ=ジョゼ・クローズ/アンヌ・コンシニ/マックス・フォン・シドー

2007年フランス=アメリカ/カラー/1時間52分/ヴィスタサイズ/ドルビーデジタル
日本語字幕:松浦美奈

宣伝:アスミック・エース
配給:アスミック・エース

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