息もできない

息もできない 

Breathless

二人でいる時だけ、泣けた。

2010年3月20日-2010年4月23日シネマライズ
2010年4月24日-2010年6月18日ライズエックス
2011年1月22日-2011年2月4日シネマライズ/レイトショー

★ロッテルダム国際映画祭 タイガー・アワード
★ラス・パルマス国際映画祭 主演男優賞+主演女優賞
★ドーヴィル・アジア映画祭 ゴールデン・ロータス賞+国際批評家賞
★フリブール国際映画祭 エクスチェンジ賞
★ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭 カトリック映画賞+観客賞
★シンガポール国際映画祭 最優秀演技賞(男優賞)
★バルセロナ・アジア映画祭 ゴールデン・ドリアン賞
★ニューヨーク・アジア映画祭 新人監督賞
★台北映画祭 スペシャル・メンション賞
★カルロヴィヴァリ国際映画祭 NETPAC賞(アジア映画賞)
★ファンタジア国際映画祭 最優秀映画賞+最優秀男優賞
★テキサス=オースティン・ファンタスティック映画祭 観客特別賞+ニュー・ウェイヴ部門最優秀監督賞
★ウラジオストク国際映画祭 グランプリ+最優秀女優賞
★アジア太平洋映画賞 男優特別賞
★韓国映画評論家協会 国際批評家連盟韓国本部賞
★韓国・大鐘賞 新人女優賞
★韓国・青龍映画賞 新人男優賞、新人女優賞

★史上初! 第10回東京フィルメックス 最優秀作品賞&観客賞ダブル受賞!!

★第84回キネマ旬報・外国映画ベスト・テン第1位!
★第84回キネマ旬報・外国映画監督賞 ヤン・イクチュン 受賞!
★第84回キネマ旬報・読者選出外国映画監督賞!
★第65回毎日映画コンクール 外国映画ベストワン賞 受賞!

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作品概要

愛を知らない男と、愛を夢見た女子高生。
傷ついた二つの魂の邂逅。

世界が泣いた。世界が震えた。
国際映画祭・映画賞で25以上もの賞に輝いた、
製作・監督・脚本・編集・主演ヤン・イクチュン鮮烈すぎるデビュー!

漢江、その岸辺。引き寄せあう二人の魂に涙が堪えきれない。

偶然の出会い、それは最低最悪の出会い。でも、そこから運命が動きはじめた。
「家族」という逃れられないしがらみの中で生きてきた二人。父への怒りと憎しみを抱いて社会の底辺で生きる男サンフンと、傷ついた心をかくした勝気な女子高生ヨニ。歳は離れているものの、互いに理由もなく惹かれあった。ある日、漢江の岸辺で、心を傷だらけにした二人の魂は結びつく。それは今まで見えなかった明日へのきっかけになるはずだった。しかし、彼らの思いをよそに運命の歯車が軋みをたてて動きはじめる・・・。

鮮烈なる才能<ヤン・イクチュン>登場、2010年の必見作!

純愛よりも切ない二人の魂の求めあいを、息苦しいまでにパワフルに描き、ロッテルダムはじめ世界の映画祭・映画賞で25を超える賞に輝いた本作は、俳優として活躍してきたヤン・イクチュン初の長編監督作品。自身の感情のありったけを注ぎ込んだ主人公サンフンを演じるのは、もちろん自分だ。本国の公開でも観客・批評家の熱狂を呼び、漢江での二人の美しいシーンやクライマックスでは涙する観客が続出。記録的なヒットとなった。監督デビュー作にして、「正真正銘の最高傑作!」と称賛される2010年必見作である。

「家族」の中にある、韓国の歴史の哀しみをも描いて。

自分自身、家族との間に悩みを抱えていたヤン・イクチュン。すべてを吐き出さなければ、この先、生きられないという切実な思いから脚本を書き始め、家を売り払ってまで製作にこぎつけた。自らの記憶と感情に真摯に向かい合ったからこそ、映画の中には、韓国の家族が経験しなければならなかった歴史の哀しみまでもが深く流れている。卓越した脚本、キャメラ、編集、演出で、自身の生の感情を普遍的な悲劇として描ききる天賦の才能は、まさに圧倒的。永く心に刻まれる名作がここに生まれた。

★正真正銘の最高傑作!─ニューヨーク・タイムアウト誌
★傷だらけの心で訴えかけてくる!─ニューヨーク・アジア映画祭
★刺激的だ!─ポン・ジュノ(映画監督『母なる証明』)

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スタッフ・キャスト

監督+脚本:ヤン・イクチュン
編集:イ・ヨンジュン+ヤン・イクチュン
撮影:ユン・チョンホ
美術:ホン・ジ
録音:ヤン・ヒョンチョル
製作:ヤン・イクチュン
音楽:インビジブル・フィッシュ

出演:ヤン・イクチュン/キム・コッピ/イ・ファン

2008年/韓国映画/130分/カラー/ドルビーステレオ/1:1.85
字幕翻訳:根本理恵
R-15

提供:スターサンズ
宣伝:ムヴィオラ
配給:ビターズ・エンド/スターサンズ

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