ホームレス・ワールドカップ

ホームレス・ワールドカップ 

KICKING IT

知られざるもう一つのサッカー世界大会の裏側を追った
感動ドキュメンタリー

2010年5月8日-2010年5月28日/ライズエックス

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作品概要

ホームレスからヒーローへ!
人生で一度のチャンスをかけて彼らはボールを追いかける!

もうひとつのワールドカップがここにある!

2001年に発案され、2003年に初めて開催された“ホームレス・ワールドカップ”。それはスポーツを通して全世界のホームレスの人々に、生活を変えるチャンスを与えた。わずか3年後の2006年には、世界各国で2万人ものホームレスたちがストリートサッカーチームに所属し、その年のケープタウン大会には、48の国々を代表する500人もの選手が出場した。アフガニスタンの戦場地からナジブ、ケニアのスラム街から来たアレックス、アイルランドの麻薬依存症者校正施設からダミアンとサイモンなど、現状に問題を抱えた7人の選手たちがサッカーによって生きる希望を見出し、“ホームレス・ワールドカップ”のピッチでヒーローになることで、それぞれの人生を切り開いていく。

ホームレスに対する偏見を打ち砕くリアルで説得力のある映像が、人生を変えるスポーツの力を映し出している。社会の片隅に生きる人々が、「自分たちも勝者になり得るのだ」という希望に目覚めて人生を切り開いていく様は観る者にかつてない感動を与えてくれる。“ホームレス・ワールドカップ”のピッチに自分がいないのは、生まれた国や環境など、きっと少しの違い。いつ何時でも当事者になり得るこの現状に、果たして私たちは何ができるだろうと、一歩前に踏み出すきっかけをこの映画は与えてくれる。

<“ホームレス・ワールドカップ”とは>
2010年、リオ(ブラジル)で第8回を迎えるこの大会は、2003年から毎年開催されているミニサッカーの世界大会です。ホームレスの人のみが一人一回まで選手として参加できます。ボールさえあればどこでもできるサッカーは貧富や年齢、人種に関係なく人をつなぐことができる最高のツール。世界に共通する貧困という問題や人間の可能性について世界中の人々に考えてもらい、同時に貧困状態にある人たちに楽しみや喜び、希望を感じるきっかけをつくるためにホームレス・ワールドカップは生まれました。

<日本のホームレスサッカーチームの活動>
ホームレスの自立を応援する団体“ビッグイシュー”や企業、市民などにサポートされながら2004年のイェーテボリ大会(スウェーデン)に日本代表チームが初参加しました。2009年ミラノ大会では“野武士ジャパン”の名のもとに2回目の参加を果たしました。現在はNPO法人ビッグイシュー基金のサポートでサッカークラブが大阪と東京で練習を続けています。

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スタッフ・キャスト

監督:スーザン・コッホ/ジェフ・ウェルナー
脚本:スーザン・コッホ
製作総指揮:リック・アレン/ジョセフ・エデルマン/ダグラス・G・スミス
製作:テッド・レオンシス/ジェッド・ウィダー/トッド・ウィダー
撮影:ニール・バレット
音楽:チャーリー・バーネット
編集:ジェフ・ウェルナー
監督補佐:トッド・ウィダー

ナビゲーターナレーション:コリン・ファレル

2008年/アメリカ/ヴィスタ/カラー/99分/ステレオ
字幕翻訳:池田ひとみ+近石みどり

協力:アメージング スポーツ ラブ ジャパン+NPO法人ビッグイシュー基金
宣伝:トルネード・フィルム
配給:イーネット・フロンティア

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