キューティー&ボクサー

キューティー&ボクサー 

CUTIE AND THE BOXER

“日本で初めてモヒカン刈りにした男”
現代芸術家 篠原有司男 81歳 VS 妻 乃り子
ニューヨーク在住40年、ふたりの愛と闘いの記録

2013年12月21日-2014年1月30日

★2013年サンダンス映画祭 ドキュメンタリー部門監督賞受賞


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作品概要

ニューヨーク在住40年
現代芸術家 篠原有司男 通称ギュウちゃん。
妻であり、母であり、アーティストでもある 乃り子。
これはふたりの愛と闘いの記録

“ボクシング・ペインティング”で知られる現代芸術家 篠原有司男、通称ギュウちゃん。日本で初めて“モヒカン刈り”にした反骨精神溢れる若者は、80歳を超えた今もその頃のスピリットそのままに、創作に人生を捧げ、ひた走る。故・岡本太郎氏は生前、篠原の活動を「ひたむきなベラボウさ」と激賞した。
妻 乃り子は、美術を学びにやってきたNYでギュウちゃんと出会い、恋に落ち、結婚。学業の道を捨てた。一男をもうけ、妻であり、母であり、アシスタントであることに甘んじていた彼女は、ついに自分を表現する方法を見つける。それは、夫婦のカオスに満ちた40年の歴史を、自分の分身であるヒロイン“キューティー”に託してドローイングで綴ること。かくして夫婦による二人展が企画された・・・。
愛、犠牲、歓び、痛み、情熱、失望、老いていくこと、そしてアート。これは永遠のテーマと闘い続ける、一組の夫婦=2人の芸術家を描く、ドラマチックな人生の物語。

「こんな夫婦、見たことない!」
サンダンス映画祭で観客を完全ノックアウト!
監督賞を受賞して、早くもアカデミー賞最有力の声!


きわめてパーソナルなドキュメンタリーでありながら、本作を完全無欠のラブストーリーに昇華させたのは、29歳のザッカリー・ハインザーリング。大手ケーブル局HBO等でキャリアを積み、本作が長編映画監督デビュー。夫妻に魅了され、4年の歳月をかけて密着し、作品を完成させ、サンダンス映画祭で見事監督賞を受賞した。音楽は、松本人志監督作『さや侍』等、映画も数多く手がけ、世界を舞台に活躍するサキソフォン奏者・清水靖晃が担当している。
サンダンス映画祭以降も、トライベッカ映画祭で観客賞第2位に選出、サンフランシスコ国際映画祭、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭、ミュンヘン国際映画祭他、数々の映画祭から招待され、 “オスカーに最も近い配給会社”といわれるワインスタイン・カンパニー配給により、この夏、北米でも公開。世界各地で“ギュウちゃんフィーバー”を巻き起こしている。

★★★

【伝説の芸術家 篠原有司男<しのはら・うしお>とは?!】
1932年東京生まれ。1960年に結成された伝説的芸術グループ「ネオダダイズム・オルガナイザーズ」の中心人物。前衛的パフォーマンス、ジャンク・アートで注目を集め、のちに絵具を含ませたボクシング・グローブをはめ壁に貼った紙をボカスカと叩く「ボクシング・ペインティング」で一躍有名人となる。1969年に渡米、以降ニューヨーク在住。日本初の“モヒカン刈り”、ポップアートの先駆者、あらゆる芸術に挑戦しつづける現代芸術家。

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スタッフ・キャスト

監督:ザッカリー・ハインザーリング

出演:篠原有司男、篠原乃り子

アメリカ映画/カラー/82分/ビスタサイズ
PG12

提供:キングレコード+パルコ
配給:ザジフィルムズ+パルコ

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