イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ 

EXIT THROUGH THE GIFT SHOP

この映画は「リアル」であり続けるための、真にリアルな映画だ! ─Banksy

2011年7月16日-2011年9月16日

★第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品



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作品概要

世界で最も有名。けれど誰もその素顔を知らないグラフィティ・アーティスト、BANKSY(バンクシー)初監督作品

「ハイ!僕がバンクシーです!」ジャスティン・ティンバーレイク(アカデミー賞授賞式にて)

いつもはみんなが僕のことを信じるかどうかは気にしないけど、この映画のパワーは100%真実である事実からきている。最前線の事実だし、目の前で炎上しているアート業界についての話だ。そしてリアルタイムで、その事実に関わっている人たちによって語られている。この映画は「リアル」であり続けるための、真にリアルな映画だ。
Banksy


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ほとんどのアート・ドキュメンタリーは、なまぬるい伝記であることがほとんどだが、『イグジット~』は監督と主役が入れ替わるというラディカルで規格外の手法で、アナーキーな登場アーティストたちを際立たせている。Variety誌 Peter Debruge
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アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた際、受賞したら監督バンクシーを覆面のままで登壇させるのかがアカデミー協会で協議され、ハリウッドの街角にバンクシーのグラフィティが出没すること自体がテレビのニュース番組で報じられ話題となったバンクシーの『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』がいよいよ日本公開!
この映画は、世界のグラフィティ・アーティストを撮影し続けた男(ティエリー・グエッタ)が誰も接触する事ができなかったバンクシーを偶然撮影できるようになったところから始まる。ティエリーの映画は完成するも、バンクシーの発した一言でバンクシー自身も想像しなかった事態に発展。ティエリーは、アーティスト“ミスター・ブレイン・ウォッシュ”としてロサンゼル最大の新聞LA Weeklyの表紙を飾りエキシビションを開催するのだった。
全ては仕組まれたことなのか、偶然なのか、あるいはバンクシーの言うようにこれが100%リアルな事なのか!?アート業界を痛烈に皮肉り、最高にユーモアの溢れたドキュメンタリー!

【ABOUT BANKSY】
・イギリス、ブリストル出身のストリート・アーティスト。
・「BANKSY」という名前以外のプロフィールやその姿を一切世間に明かしていない。
・パリス・ヒルトンのデビューアルバムの偽物を勝手に店頭に陳列。
・大英博物館に自身の作品を勝手にゲリラ展示。後に、博物館はバンクシーの作品を正式なコレクションに追加した。
・銃を向けられながらも、パレスチナとイスラエルの間の分離壁に風船で壁を飛び越える少女の作品を描くなど、政治的、社会的なメッセージも。
・作品には数千万円の値がつき、ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリー、キアヌ・リーブス、ジュード・ロウ、クリスティーナ・アギレラなどのセレブも彼のファン!
・2009年にはブリストル市立美術館で(公式に!)展覧会が開催された。

世界をより良い場所にしたくて警察官になる人がいるように、世界をよりカッコいい場所にしたくて、
壁にラクガキする人もいるんだ。  BANKSY(作品集『WALL AND PIECE』より)



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スタッフ・キャスト

監督:バンクシー
ナレーション:リス・エヴァンス
音楽:ジェフ・バーロウ(Portishead)/ロニ・サイズ

出演:ティエリー・グエッタ/スペース・インベーダー/シェパード・フェアリー/バンクシー ほか

2010年/アメリカ+イギリス/90分/英語

提供:パルコ  
配給:パルコ/アップリンク 
特別協賛:SOPH.co.,ltd

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